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執筆者の写真Yuri Mayoko

時代の境目に生まれた者の役目



都会からほど近いところにぽっかりと、そこだけ古からの里山が残された場所があります。


そこでは、古から伝わる日本の原風景のような暮らしが今に伝わり残っています。



たぶん高度経済成長あたりから急激に、

それまであたりまえに土に触れ自然の循環の中で生きる暮らしから

人々は一気に引き離され、自然と人間の文明とが分離してしまった。


わたしが生まれて育ったのがちょうど高度経済成長とともにでした。


自然からだんだんと離れて、周りの田んぼの風景がどんどん変わっていく様を、


小さいころの記憶として覚えています。

そうして、私たちは古から伝わる自然とともにある暮らしから切り離されちゃったのだなあ、と思います。


そんな中でも、地元の方々の努力によって残された日本の原風景の里山があり、


そこには自然が残り、そして古から伝わる四季折々の自然とともにある暮らしが残っている。


ちょうどわたしの親世代が、結婚出産子育てをする時期くらいから、


急激に便利な、自然から切り離された文明の暮らしとなり、


わたし達世代は自然とともにあった暮らしを受け継ぐことができていない。


一方で、そんな自然との暮らしを里山に暮らす方々はあたりまえに伝承してこられた。


ちょうどわたしの親世代の方で、私たちが受け継ぐことのなかった、「おばあちゃんの味」を、それをあたりまえに受け継いでこられた方々がいる。


その方から教わる、貴重な機会を得ることができました。


私たちがこれからいろいろ教わり、受け継ぎたいとお願い申し出たら、


「長生きしなくちゃいけないわね〜」と言ってくださる。嬉しい。


こうやって受け継ぐことで、また次世代につないでいける。


そんな希望が持てます。


今、わたし達がやらなくちゃいけないのは、地球を傷めつけてきたこれまでのあり方から軌道修正をして次世代へと繋ぐということ。


時代の境目に生まれたものの役目と思っています。




■おはぎ作り



今時、なんでも作り方やレシピというのはググればいくらでも出てきます。


でも、実際に、何がコツなのか、作業の行程において、何処を注意してみるのか、


小豆の表情がどうなるのがいいのかと言った、「目線」「視点」を学べるのは、熟練の方から直接教えを受ける機会ならではのことです。



教えてくださったのはこの「おばあちゃんの味」を受け継ぎたいと、教えを乞い、伝承されて修行して合格のお墨付きを受けてこの里山のお店で実際に提供をされている方です。


ご自身が習って、試行錯誤して作り方を研究して、お墨付きをもらうまでになった様々なコツを余すことなく教えてくださいました。


そしてその傍には伝承者の地元の方が見守りさりげなくアドバイスしてくれる。


とっても贅沢な講座でした。


合間には「おばあちゃんの味」のお昼をいただきました。


茄子ときのこと豚肉のお汁でいただく稲庭うどんの冷やしつけ麺、とても美味しかったです。


お昼の後は、あんこを仕上げました。


3回煮て茹で汁を切ったあと、砂糖を混ぜると驚くほどに小豆から水分が出てきます。


この水分を煮詰めて飛ばして仕上げるのですが、ここがつきっきりであんこに愛情をたっぷりと注ぐところ。


ここの作業で美味しさが決まるのだな、と思いました。


最後にあんこでもち米を包みおはぎに仕立て上げました。





仕上がってから、残ったあんこを乗せてアイスをみんなでいただき楽しいひとときを過ごしました。


みんなの愛情たっぷりに作ったあんことおはぎはお持ち帰り。


ほんとうに贅沢な会となりました。


また、「9月になったらこんにゃく芋ができるから、次はこんにゃく作りね」


と、また、楽しみができました。




〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


循環する自然と調和して生きる。

自然の循環を楽に今の暮らしに取り入れる。


人が関わることで自然の循環が蘇り生き生きとした命が輝く場所となる。

そして自然の恵みを受け取りながら自然と調和して仲良く暮らす、

そんなコミュニティづくりをしています。


自然の循環に沿った暮らしを日常に。

ゆるり循環生活コミュニティ https://relaeco.fun/



地球とともに生きる循環の世界へ。。

コミュニティの活動を発信しています。



Yuri Mayoko 自然療法美容師です。

代官山のアーユルヴェーダサロンでサロン活動しています。

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