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執筆者の写真Yuri Mayoko

季節とともにめぐることごと自然歳時記



自然栽培田んぼの6月はやることがいっぱい。


場を変化させていくさまざまな作業があり、作業を重ねてはいろいろを経て大きく動いていく時です。


黄金色に輝いてた蜘蛛、神々しかった。


田植えに向けての準備の数々。


段取りを順に重ねて、稲の苗ちゃん達を迎え入れる。


大きなイベント「田植え」までの段取り、

でもその段取りこそが実はとっても大切。


これをひとつひとつ行うこと、しつらえて整えることの目的と意味を知って、場を変化させていく。


よく、田んぼにお誘いしたら「田植えの時に参加したいー」とか「水が入ってから行ってみたい」とかって言うかたがいらっしゃるのですが、ノーノーそれではこの場で学んでることの醍醐味をまったく味わえないですよーって思います。


本番の田植えもいいけれど、この準備の期間にやっておくことこそが自然な栽培にはとっても大切なのです。


ここの経験をしないでいろいろを知らないで田植えだけ体験するのはもったいないなーって思います。


わたし達が学んでる田んぼの両隣りさんたちは、片方は機械植えでもう片方は手植えでされていてそれぞれなんですが、もう田植えを終えられています。


両隣りとも田おこしは機械で全体を撹拌して粉砕しているのは同じで、それだとわたし達が少しずつ場の「連中」とともに育んでるいろいろがすっ飛ばされているように感じます。


ひとつひとつ、少しやってねかせて「連中」に続きを委ねて、また変化したところに手を加えて、


というとても有意義なプロセスがぜーんぶなしに、粉砕した土に代掻きして水入れて田植えしてしまってるのを見ると、ああ、もったいないなって思います。


ここでやってる「いろいろを経る」ということ、季節の移ろいや気象条件に見合った、その時々での「場の連中たち」の見事な理にかなった連携プレイを、すっ飛ばしてなしにしてしまうのは、なんだか作業のみがありきのスケジュール仕事になってるように見えて、この場の可能性たちを活かし切ってないなあ、もったいないなぁって思うのです。


そして、季節とともに、自然とともに動くこの自然な栽培では、ほんとうに昔から伝えられてきている自然の動きに沿っていて、二十四節気や七十二候などの暦や歳時記などを見てみれば、ああ、本当にそんな時期だねってぴったり当てはまってるなって感じるのです。


周りの田んぼや畑から見るとスケジュールが少しずれているのだけれど、こちらのほうが季節とともに寄り添って動いているんだなって感じます。


今のこの段取り期間を見て知れる体験には、自然栽培というものをわかっていくヒントがいっぱい溢れています。


まだまだプロセスをみて知れる機会はありますよ。


ぜひこの田んぼが大きく変化するこの時期に体験をしてもらいたいものです。





今は七十二候の「腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)」に入り

二十四節気の「芒種」二番目の候


まさに暦のその通りに季節を味わいます。


昨日も作業を終えて日が暮れてから蛍を観ました。


蛍はこの草が蒸れるようなむっとするような時期に出てきて1〜2週間の間に飛ぶんですね。


ここの田んぼの周囲は貴重な自然が豊かに残っていて、蛍も見られます。


蛍は日が暮れて真っ暗になってから飛びはじめ、光ることには多大なエネルギーを費やすため、長い時間は持たず、1時間程しか光る蛍は見られないのだそう。


ものすごい全身全霊で光っているんですね。


飛んでる蛍はオス、下の方で止まって光っているのはメスなんだって。



短い命で最大限生きてるその瞬間を見られるのは貴重ですね。


この蛍週間の間は作業のあと蛍の観察会を行なっています。


こちらは田んぼに参加者いただいた方たちにご参加いただけます。


この時期の季節を感じる自然な田んぼに、ぜひみなさんお越しください。


「ああ、これが本来のことなんだ」と、とても「しっくりくる」という体験になるかと思います。季節と自然と調和した世界をぜひ味わってみてください。


ぜひお仲間に。

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Yuri Mayoko 自然療法美容師です。

代官山のアーユルヴェーダサロンでサロン活動しています。


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