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執筆者の写真Yuri Mayoko

たたかわない

更新日:2020年4月30日




自然栽培田んぼで作業しているとほんとうに気持ちがいい。


つらくなる作業というのがひとつもないのです。

だからまったく疲れない。


なぜかというと、そこでは一切、戦うということをしないから。


先日一緒に作業をしたかたは、草と戦うということを長年してこられたそうで、それはそれは草に対してトラウマを抱えてらっしゃるほどでした。


ここの場では草たちとは戦うのではなく、対話してコミュニケーションをとりながら、彼らが心地よくなるような配慮をしてあげる。


その時というのはお互いにストレスがかからないような関わりかたになる。道具を使って道具から伝わってくる感触を確かめながら。


それが何の草であっても、一般的には邪魔ものとして排除されるようなものであっても、そこでは尊厳を持ってすべてのいのちたちと向き合う。


一般的には厄介な雑草とされるものでも、それはその場に必要があって生まれている。だからその場のためにきちんと残す。

さらにはその子が居やすくなるように配慮をする。


ということをくりかえしていくということ。


そうすると、その場で充分に役目を果たし、その命を全うしたそれは、役目を終えるとそっと姿を消して次なる役目の種のものへとバトンをつないでいく。


そうやって場の植生は変わっていき、場の様子はどんどん変化していく。


痩せた土には痩せた土でもたくましく生きる子たちがせっせと次世代のために生きて場を整えてくれる。


それを、繁殖力が強いから排除しなければ、というのでは、いつまでたっても「戦い」は終わらない。

こちらが戦えば戦うほど彼らは「反撃」の力を強くしてくる。


ほんとうは彼らが襲ってくるのではなくて、こちらが襲いかかるからその姿勢が鏡のようにはねかえって見えているだけ。


いつでもみている世界は鏡なのだ。


たたかわない生き方で生きていこう。


コロナともたたかわない。在るものとは共生していく道を見出さなければ。



ところで、、

5月1日からサロン営業再開の予定をしていましたが、東京都からの美容室への休業要請が出され、これを受けて休業期間の延長を決定いたしました。

皆様と会えない期間が長引きますが、今の状況を真摯に受け止めこのような対応とさせていただきます。何卒ご理解くださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。


何かお困りごとがあり ましたら何なりとご相談くださいませ

リアラメゾンLINE にて承ります。

できうる限りのことになりますが精いっぱいのご対応をさせていただきます。


みなさま、どうぞお元気で、心は楽しく楽しくお過ごしくださいませ。

またお会いできる日を心から楽しみにしています。



〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

自然循環の調和のなかで生きる「はからない生き方」

それは、最善へと導かれる「なるようになる世界」

自然循環のなかで、地球とともに生き、助け合いの「結の心」でつながる、血縁を超えた共同体・コミュニティで、田や里山の再生、土を育て森を育てる地球環境を改善していく活動を共にしませんか。。

自然の循環に沿った暮らしを日常に。





Yuri Mayoko 自然療法美容師です。

代官山のアーユルヴェーダサロンでサロン活動しています。

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