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執筆者の写真Yuri Mayoko

ナナムイびと



*ナナムイとは「7つの柱」を意味する宮古島方言。沖縄本島ではナナウタキ(七御嶽)という。いずれも、ムラの聖地であり、ムラの発祥にかかわる家、古い伝統的な祖先を祀ってきた。集落の周辺にあるこうした聖地は代々、女性の神人(カミンチュ)により守られ、ムラの家族の安寧が祈願・祭祀されてきた。






なぜか昔から馬と暮らすことを夢見てきた。


馬が好きで、いつか一緒に暮らしたいなあ、と漠然と思ってきた。


競馬のサラブレッドのようなパーフェクトな美しい馬じゃなくて、もっと素朴な馬のイメージがあった。


その素朴な馬のイメージは日本の在来馬のことだと思う。


日本の在来馬たちは総じて穏やかで人懐っこい性格をしていると聞きます。


そして、そんな在来馬の中でも、「宮古馬」という、宮古島に生息する馬のことを知ったのは最近のこと。


サロンでともにワークしているアーユルヴェーダセラピスト仲間のもっちーが宮古馬の保護育成ボランティアをしてきていて、今もその活動を影で支えるということをしています。


宮古馬は元々は古くから農耕の手助けをして人とともに暮らして来たのだけれど、近年の農耕の機械化でその役目がなくなり、島のあちこちでずさんな飼われかたにより衰弱死してしまうということが多くなってしまっているそうなのです。


そんな悲しい現状の中でも、種の保存のために、私財をなげうってどうにかこうにか保護育成をし続けている牧場が、ただひとつだけあるのだそう。


もっちーはそこの牧場でボランティアをしたのです。


そして、その牧場主の奥様のお友達で、お友達からのSOSで島を訪れて宮古馬と出会い、それから保護育成のために宮古馬の救済活動を立ち上げられてその先頭に立っている、野生の草作家の矢谷左知子さんという方がいます。


左知子さんは、野生の植物たちに囲まれたご自宅兼アトリエで、野生の草にまみれ、野草を扱った、草の料理、草の手仕事をされてたくさんの草の芸術を生み出されていらっしゃいます。


もっちーは左知子さんが宮古島へ保護育成のための活動でアトリエを留守にされている間の猫シッターをつとめています。


そんな左知子さんのアトリエを昨日もっちーと一緒に訪ね、宮古馬のことたくさんお話を聞かせてもらいました。



ひなちゃんというとても綺麗ななんだか神々しいような猫ちゃんがいました。




宮古馬たちは農耕の役目から離れて、いつの間にかひどい扱われかたをして来ていて、でも、島の人たちもそれを知らないかみてみぬふりで、行政も特になんの措置もせず、放置されて来たということで、とてもかわいそうな目に合っていたのでした。


何にも知らない当事者でもないわたしからすると、馬と一緒に暮らして農耕をできるなんて、なんて素敵、と思ってしまうのですが、そんな甘いことではないのでしょうか。


馬とパートナーとして暮らすことを夢見ているわたしにとっては夢のような話なんですが、それは夢物語なのでしょうか。。


でも、実際問題、馬を健全に育成していくためには大変な費用がかかるでしょうし、


その財源の確保ができない上で、飼育者としても行政にしてもも資金難で、適切な飼育がとてもできる状態ではないということなのでしょうか。。


それでも、なんとか馬たちを守ろうとしている活動があるって、それに希望の光をみてもいいんじゃないかな、と思います。


わたしも宮古馬に会いにいこう。お友達になりたいです。


きっとそのうち行くことになるでしょう。


そして、この活動をされている左知子さんが作られている「草暦」



これは、左知子さんが夏の間に野生の苧麻を刈り取り、糸に仕上げた草紐で綴じられていて、 一つ一つ丁寧に仕上げられた、大変に手の込んだものです。


左知子さんが生きものたちから受け取ったメッセージが暦には込められていて、それを間接的に受け取れるものだと感じます。


来年のこの暦はなんと狼から受け取ったインスピレーションが散りばめられているそうです。


暦を眺めながらじっくりと一年をかけて受け取っていきたいと思います。


この暦を通して、左知子さんが出会った狼や馬たちとつながっていける。


そんな風に感じさせてくれます。


嬉しいなあ。



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Yuri Mayoko 自然療法美容師です。

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