ひとにどう思われるかって気にする時、それはひとではなくひとの目に映る自分を気にしてるということだったりする。
ひとから見た自分を勝手に想像して。
それってもう、ひとの評価ではなく自分の自分への評価。
そんな思考のパターンが定着してしまってるには、要因があってのことでしょうが。
たいがいは親との関係なのでしょうね。
物心つく前、親や大切な人から無条件に愛されることで身に付く「自己肯定感」
別に酷い扱いを受けたということでなくても、逆に褒められた経験からも、褒められることでしか自分を認めないというパターンを身につけることになることもある。
自己肯定感という自分の存在価値を認め、自分を尊重し、肯定する感覚。
これが自分への自信。
自己肯定感の高い人は自信があって人の評価に振り回されない。
でも、標準装備で自己肯定感が高い人って案外少ないんじゃないかな、って思う。
わたしなんかも、いつもいつも高めようとつとめている。
特に、自らをへりくだったり、慎ましくあることが美徳な日本の教育や風潮は、自分を貶めることになりがちだったりするから。
■パターンを変える
自分のパターンを変えるには、自分の抱えてるパターンに気づくこと、これしかないですね。
すなわち、潜在意識の書き換えなんですが、日々の起こる出来事は潜在意識の概念の投影なんですよね。
だから、起こっている現実を見ると、自分の潜在意識に刷り込まれている概念がよくわかる。
そこで、自分の望まないこと、つらいことだったり悩ましいことがあるとするなら、それを起こしている概念を書き換えれば、現象を変えることになるんです。
わたしも、人から不審に思われるような、自分を否定されるようなこともある。
でも、それも自分の中の自己否定の部分が具現化したことだったのでしょう。
それを書き換えたら、そういう現実とは離れることになりました。
望まない現実も全部自分の中の思い込みが起こしていることだと、本当に思います。
起きた現象をどう捉えたかによって出来事の展開は大きく変わる。
この捉え癖によってその人に起きる出来事のパターンがあったりする。
捉え癖を変えるのは簡単じゃないから、ノートに書き出して捉え癖を明らかにしてみる。
現象・捉え方・起こる感情と、書き出してみるとすっきり、整理できます。
「どう見られているか」は、ひとの気持ちを観察しているようで、自分の想像でしかない。
自分が自分をどうみているかをひとのせいにしてしまっているということ。
自分のことを嫌いなのかな?という心配はしなくてもいいのだと思います。
自分が自分をどう思っているかだけ。
そこで、自分のことを手放しに、無条件に肯定できたなら、人がどう思おうが構わない。
もしも自分のことを軽く扱う人がいたとしても、そこから離れればいいだけのこと。
自分を軽くみてるから自分を軽くみる人といることを自分に許可してしまうということ。
自分が自分をどうみているか、それを表してくれるのが目の前の世界なんだから。
結局、「どう見られているか」じゃなくて「どう見るか」なんだ。
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