２０２１年、新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末から元旦の２日間はデジタルデトックス、発信もお休みしてゆったりと目の前のお正月を満喫する１日を過ごしました。
今日からブログ始めです。
年末からお正月準備に入り、３０日夜には千葉のダーチャの忘年会に顔を出して、翌日はまたおせちの準備とお掃除して、無事に２０２１年を迎えることができました。
お正月はゆっくりのんびり、いろんな情報から離れて静かに過ごすのが好きです。
マイペースに家族との時間をゆったり過ごす時間。
いつも目まぐるしく駆け抜けていて、情報発信も毎日しているので、元旦はそういうのを一切お休みにしました。
年末の忙しさからの反動で、お正月準備をすると、もう冬籠りの気分になって、少し世間と距離を置きたくなります。
そして、なんだか自分の体はこのまま春まで冬眠に入るような気がするのです。
実際にはお正月休みが明けたらまた始動するのですが、まだどこか眠ったままというか、はじまりのエネルギーには程遠く、はじまりに向けての準備のような時間が続きます。
もう自然界の流れと同じなんです。
今しばらくはこの冬のお籠り感覚を楽しみたいと思います。
自分たちが食べたいものを好きな味付けで自分たちのためにつくるおせちの贅沢さ。
毎年、贅沢な時間を過ごすために頑張ります。
年明けて、自分たちにおめでとうというために。
どこへ出かけるよりも贅沢な時間を自分にプレゼントしている。
今年も頑張ろう。
だから今は自分たちのためだけの時間を贅沢に過ごします。
春からの活動の時期に備えて、冬には冬の養生時間を持つ。
これって自然界の理にかなっていることなのです。
東洋医学の古典の書「黄帝内経素問」（こうていだいけいそもん）という紀元前に書かれた書物があります。
伝説の王「黄帝」とそのかかりつけ医師との問答の書という感じのもので
それには季節ごとの養生の仕方が書かれていて、これがとても理にかなっていて、自然界をよく説いているのですが、ここに書かれている冬の時期の過ごし方というのは次のようなことです。
「冬は、陽気が中に伏蔵する時期である。それ故に冬の三ヶ月を閉蔵という。
この時期は、水は凍り、地はしみて亀裂が出来るという閉塞の状態で、陽気にわずらわされることがない。夜は暗くなってから寝て、朝は太陽が地平線を離れてから起き、必ず日光を待って行動する。
志は積極的に外部に向かわないよう、安静な状態を保つことが大切である。肉体は、保温につとめ、又、汗をかいて陽気を外に抜け出させるような行動をしてはならない。
これが冬気を受容する生体のあり方で、冬気本来の蔵の力を益々助長する道である。この法に逆らえば、腎を傷つけ、春に痿蕨を為すようになる。春本来の発生の力を発揮するためのエネルギーが足りなくなるからである。」
要するに、「早寝遅起きで志は積極的に外向きにならず内向的に安静に過ごす」
そうすることが冬の気を受容するあり方で、冬の気の力を受け取ることになり、これに逆らえば腎を傷つけるので春のアレルギーなどにつながるのです。
冬は静かに籠るのが冬の養生の過ごし方ということで、自然界の流れに乗った過ごし方ということです。
なので、ゆっくりと静かにあまり活発に動かないで、来るべき春に備えて気を蓄えておくのがいいのですね。
みなさま、いい冬時間をお過ごしください。
今年もいい年にしていきましょう。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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